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卵とバターをつかわないクッキーへの道のり【前編】

私が子供の頃クッキーはバター臭くて、甘くて砂糖がじゃりじゃりしている洋菓子でした。
ちっともおいしいと思えなかった。
食感は悪くないのに。
こんなに甘くしなければ良いのになあと、塩を入れた甘さ控えめのクッキーを自分で焼き始めたのは小学生の頃でした。
クッキーについては自分で焼いたほうがだんぜんおいしい!
当時レシピとして使っていたのは小学館の入門シリーズでした。
(ミニレディー百科 『すてきなおかし作り』今田美奈子著)
それをもとにして、少しずつ分量を変えて自分好みの味にしていました。
変え方は当時調理師の専門学校に通っていた姉が教えてくれました。
基本は総重量を変えないこと。
砂糖を減らしたら、その分だけバターを増やすとか。
そうすれば失敗がほとんどなく仕上がる、と。
それにしたがって随分砂糖を減らし、バターを増やしました。
そうすると、甘くなくてとてもリッチなクッキーになります。
しかしながら、それではなんだかバターを食べているようなものなのです。
洋菓子はレシピをみるとびっくりするほど砂糖と油が入っていて、本当に砂糖と油を食べるために作られたようなものなのです。
そこで、バターをマーガリンに変えてみました。
そうするとバターよりもクッキーを作りやすく、食感もさくさくして軽くなりました。
このほうがおいしい。
そう思って20年ずっとクッキーを作る時はマーガリンを使っていました。
砂糖も白い砂糖ではなくきび砂糖を。
そのほうが少ない量で甘さを感じ、味わいが深くなります。
白いお砂糖はただ甘いだけ。
色はきれいに仕上がらなくて、ともだちからはなんで茶色いの?とよく聞かれたけれど、子供の頃から真っ白より生成りが好きだった私にはそのうす茶色いクッキーは素敵に見えました。

よっちゃんがケーキを焼くようになった頃、近所に住んでいたよっちゃんのともだちの娘はアレルギーに悩まされていました。
生まれたての赤ちゃんの頃から知っているその子はアレルギーのせいで乳製品と卵が食べられなかったので、生まれてこのかた洋菓子をほとんど食べたことがありませんでした。
よっちゃんにその子でも食べられるお菓子って何か無いかな、と相談されました。
あ。クッキー。
バターを使わなくてもクッキー焼けるよ!
私子供の頃作ってた。

そこから【卵とバターを使わないクッキー】を作ることが始まったのです。

つづく・・・・

at 16:17, 酵母菌観察係, ちいさなこだわり

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